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多くの火災保険申請サポート業者は無料で調査を行います。お客様から「ウチの建物がどこか壊れていないか見てほしい」という要望があると、一通り調査を行い、異常がない場合は、その時点で調査は終了となります。
調査の段階で損傷している箇所が見つかったときは、サポート業者が損傷個所の状況を確認、及び写真撮影を行い、それを基に調査報告書及び見積書を作成します。サポート業者が行うのはここまでで、後の保険会社との手続きは、契約者であるお客様が自身で行っていただきます。
サポート業者は、お客様がスムーズに火災保険申請を行えるよう、文字通り「サポート」するのが役目であり、手続きをすべて行う「代行」ではありません。
その後、保険金がお客様口座へ振り込まれた場合は、その額の30~40%が成功報酬額としてサポート業者に支払わなければなりませんが、査定が0円であったときは、支払う義務はありません。
と、いうことは、異常なし、或いは損害部分が見つかっても保険会社が認めてくれない場合は、サポート会社には1円も支払う必要がなく、保険金が下りたときだけ支払い義務が発生するということになります。
しかし、弊社では、お客様が「異常があるかどうか見てもらいたい」場合であっても、最初から「有料」で「調査」を行います。「よその業者はタダでやってんのに、お宅は金取るんかい!!」とのお叱り?を受けるかも知れません。
有料にするからには、価値がある調査をいたします。その理由をこれから説明いたします。
当社は点検確認作業を有料で行っています
弊社は、「住まいのカルテ」と称した建物等の調査を行っております。「住まいのカルテ」とはどういったものなのか、何故有料なのか、をここでご説明いたします。
住まいのカルテ
先ず、現状で建物に異常がないかどうかを調査いたします。いわば、建物の健康診断のようなものです。
NPO法人日本住宅性能検査協会が策定した「住まいのカルテ」を、弊社独自仕様に改良した点検項目に沿って目視点検を行うとともに、屋根から基礎まで細分化した形で写真撮影を行います。
調査時に撮影した写真は、後日一枚一枚詳細に分析し、異常の有無を確認いたします。傷等の異常が見つからなければ、「住まいのカルテ」として一つの報告書にまとめ、お客様に提供いたします。
異常が見つかった場合は、お客様の判断により保険金請求のための申請サポート業務に移行いたします。
住まいのカルテの作成に有料である理由
他の申請サポート業者は、調査時に建物に異常が見つからない場合は無料に対して、弊社で有料とする理由は何なのか、をご説明いたします。
例えば、屋根が飛んだ場合、工務店に依頼し、見積を出してもらうと思うのですが、大方の場合、見積料金は無料かと思います。しかし、その場合の工務店の行動は、「屋根」しか見ないことが多いのではないでしょうか。
工務店によっては、周辺に壊れた箇所がないか見てくれるところもあるでしょうが、1時間もかけて建物をくまなく見てくれる業者さんは少ないと思います。
弊社では、屋根から基礎まで調査を行いますが、2階以上の高所に関しては、写真撮影したデータを基に細かく分析し、異常の有無を判断いたします。その結果を一つの報告書にまとめ、お客様にお渡しすると同時に、弊社でも厳重に保管いたします。
写真撮影までは他のサポート業者と同じですが、後日持ち帰って一枚一枚細かく分析した結果を一つの報告書にまとめ、それをお客様に提示することは、他にはないサービスと自負しています。さらに「住まいのカルテ」を受けたいただいたお客様には、もう2回分の無料点検サービスをお付けいたしております。
この2回分の無料点検は、例えば梅雨前の災害が多いシーズン前とか台風一過のときなどにお使いいただけると、万が一損害が出た場合での早期発見に繋がります。
火災保険の給付率アップを目指すためのものです。火災保険で査定されにくいものの代表例として、「経年劣化」「事故の原因不明」「機能性」などです。
火災保険に関する事故の場合、事故日から3年以内のものでないと認定されませんし、損傷部分が汚れていたり、明らかに年数が経過しているような状況であれば、「経年劣化」として扱われます。
よって、定期点検を行ったとしても、その日から3年以上経過した写真等は証拠にはならない可能性も出てきますので、当社としては、定期点検は最低3年に1度行っていただくことを推奨します。
お客様から「ウチの建物がどこか壊れていないか見てほしい」という要望があった場合、火災保険申請サポートを取り扱っているほとんどの業者は、「無料」で「点検」を行います。もし、そこで損害箇所が発見されると、申請サポート業務に移行します。
被害箇所の有無に関係なく料金は発生しませんので、お客様にとっては負担なく申し込むことができます。
しかし、当社では「壊れていないか見てほしい」といった場合でも、料金は頂いております。それが定期点検なのです。
これから定期点検で料金を頂く理由をご説明いたします。
無料と有料の違い
「どこか壊れているところはないか見てほしい」との依頼で調査を行った場合、屋根から基礎まで一通り調査するのは、多くの申請サポート業者も同じですが、そこで異常がなければ調査終了です。
業者によっては撮影した写真で再確認するところもありますが、異常が見つからなければ、お客様にフィードバックすることはないでしょう。
当社では、調査終了後次の作業を行います。
- 屋根の上から基礎まで全て写真に記録する
- 持ち帰って一つ一つ異常が無いか確認・分析する
- 点検・分析した結果を報告書にまとめてお客様にお届けする。(文書またはデータ)
- 写真データは当社が厳重に管理し3年間保存
- 3年以内に被害が発生した場合には、当社で管理している写真を基に申請作業を行う。(任意)

有料の理由
「被害箇所の有無」を確認し、被害が無かった場合、多くのサポート業者はそこで調査終了となります。その後、自然災害で被害が発生したとして、保険金の申請をする際、証拠にできるはずの写真がないばかりに、被害箇所を「経年劣化」で片づけられる可能性も否定できません。
当社では、点検確認作業を行い、その結果を形にしてお客様に提供することで、安心感を与える。
また、万が一自然災害等で被害が出た場合に、保険金が下りやすくするために資料を揃えておくことが重要と考える。そういった目的から有料とさせていただいております。
当社に申請サポートのご依頼があれば、従来の成功報酬金から過去に点検確認に掛かった費用(3年以内分)を引いた額を頂戴いたします。3年以内という条件付きでありますが、結果的に火災保険申請サポートのご依頼があれば、他の業者同様定期点検費用は無料となるシステムにしております。
そのほか、定期点検を行った日から1年以内に限り、再度定期点検を依頼されたお客様には「無料」で点検を行います。
詳しい料金に関しましては、「料金表」をご覧ください。
点検調査の依頼で作業を行った結果、被害が確認された場合
点検確認を行い、事後、調査・分析の結果被害が確認された場合、火災保険申請サポートに移行します。移行した場合は、点検結果報告書ではなく、調査報告書と御見積書を作成することとなります。
当社が作成した資料は、お客様にお渡しし、後はお客様自身が保険会社との手続きを行ったいただくことになります。
詳しくは「火災保険申請要領について」をご覧ください。
定期点検作業を行って以降、3年以内に申請サポートの依頼を受けた場合
当社が申請サポートの依頼を受けた場合、成功報酬費用として保険会社からお客様口座に入金された保険金の25%(税抜)を頂戴しておりますが、事前に定期点検作業(調査の結果建物等に異常なし)を行った場合は、事故日が翌日以降3年以内であれば、そこから点検確認費用を差し引いた額をいただきます。
例:保険給付金500,000円 定期点検1回として
500,000×0.275=137,500
137,500-30,000=107,500
当社へお支払いいただく成功報酬額 107,500円
ほかにも、定期点検を行った日から1年以内であれば、1回のみ定期点検を「無料」とさせていただいております。例えば、5月に定期点検で3万円お支払いいただいた後、その年の8月の台風で雨樋や瓦など目が行き届かない箇所などに被害が無かったかご心配な場合、ご依頼があれば、その時は「無料」で点検させていただきます。

まとめ
ほとんどのサポート業者は「無料」を謳っておりますが、それは建物等に被害の有無を調べてほしい場合、または申請したものの、保険会社からの査定が0円だった場合を指します。損害箇所が認められて、保険会社から保険金がお客様の元へ渡った場合には、その額の30%~40%が成功報酬金としてサポート業者へ支払うことになります。
成功報酬額が高いか安いかはお客様それぞれの価値観によって違いがあると思われます。業者に支払うお金がもったいないと思われるお客様は、ご自身で全て実行されても良いかもしれません。
調査から書類作成まで実行することは難しくありませんが、見落としや説明不足により認定されずに終わるケースが考えられます。
申請するとしてどのような方法が良いのか。それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で検討してみてはいかがでしょうか。